ギブアップを考えての遺書作成

自分で情緒不安定に陥ったり、うつを感じるようになってから2年以上が経過しています。

うつになり始めたキッカケは、就寝後30分から1時間位で枕元が火事になる夢や

自分の嫌いな生き物(例えばクモ等)に自分が襲われるような悪夢ばかりを

見るようになってからだったと思います。

当時は悪夢で覚醒した直後、現実化しているような感覚にもとらわれていました。

 

仕事に対してのストレスが溜まっていたのだろうと思われますが、

本当にリアルな悪夢のせいで毎日がしんどかったのを覚えています。

 

精神科の病院へ通うようになり、カウンセリングを受けていたのですが、

自分でどのように話したらいいのかわからず、また口下手でもあるので

自分の意思を伝えることは出来ませんでした。

 

自宅でも職場でも、言いたいことがあってもなかなか言い出せずに我慢ばかりしている自分が多くて、

時には無性に泣きたくなったりして一人で泣いている事もありました。

 

「何のために生きているのだろう」とか「自分が生きていても何の役にも立たないのではないか」とか、

マイナス思考ばかりになってしまい、人生のギブアップを考えたことも何度もあります。

 

そんな時は、携帯電話のメール画面に以下のような遺書を残しておこうと思いました。

遺書と遺言書の違いがよくわかりませんが、私の遺書としての内容を書かせて頂きます。

 

タイトルとしては、「みなさんお世話になりました」です。

日増しに情緒不安定に陥っています。

仕事面、生活面の全てが嫌になっています。

自分でも、どうしてここまで落ち込んでいるのかわからないけど、

今の職場での勤務が精神的にキツイのかも知れないです。

誰にも相談できず、とにかく苦しいです。

仕事面での相談は○○さんにしてみたけれど、自分で思うような相談内容ではありませんでした。

遺書というかメールでの遺言書はこの携帯に入っています。

それではみなさんさようなら。

 

【遺言書】お父さん、お母さんには生まれついてからの持病治療に尽くされてきてましたね。

小4の時に○○○という可愛い妹が出来て、学校でイジメにあっていたけど、

帰宅後の子守を楽しみに頑張って学校も行っていました。

 

小学校を卒業して、○○市に引っ越して、中2の時に「もやもや病」を患い、

2回に分けての開頭手術も受けました。

高校まで行かせてもらい、いろんな所に就職をして、今では「再生不良性貧血」とも闘いながら、

身障者手帳も取得して、「福祉サービス受給者証」を取得することを条件に採用された会社では3年と8ヶ月、

今現在の職場での勤務も1年半以上が経過しています。

 

今の職場での勤務内容は、自分の得意なパソコンを扱う事で、精神的にも落ち着いてきていると思っていました。

しかし、精神科の通院先を変更して、自分で自分の様子を見ているけれど、精神面での波は大きく動いていて、

日々の生活が自分にとって何の意味もないような気がして…そんな今の状態で生きる事に疲れました。

生きる事にギブアップです。

 

○○病院の脳外科及び血液内科の先生をはじめ、スタッフの皆さんにも多大なご迷惑をお掛けしてきました。

高校時代からの友人である○○さんと××さんにも、この数年は、会う度にいろんな心配をかけてきましたね。

××さんには自分の悩みや相談メールを送る都度、感動的な返信メールをもらい、

毎回のように嗚咽を漏らしながら読んでいました。

 

そして彼氏である△△さん、あなたに告白したのは私からでしたが、

10年以上ものお付き合いをして頂き、本当にありがとうございました。

 

最後になりますが、私の保険関係の書類は押入れの黒いボックスに、ブルーのジッパーファイルがあり、

そこに入っています。

財産は銀行の貯金と押入れに入っている小銭だけです。

保険金はお父さんとお母さんに遺します。

財産は、これから何かとお金がかかってくる甥っ子や姪っ子の養育費として役立ててもらえたらと思っています。

皆さんお世話になりました。

 

以上の遺言書を作成していますが、今のところ精神的に落ち着いているのと、

ギブアップへの勇気がわかないまま現在に至っています。

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